とある医学生のつぶやき

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花粉症には漢方が効果抜群?!

この時期になると毎年嫌というほど鼻水やくしゃみに苦しめられますよね。そう花粉症です。

花粉症は、植物の花粉に体の免疫が過剰反応を起こすことによって生じます。花粉に対して「こいつは敵だ!」と体が反応することによって、花粉を体の外に追い出そうと鼻水やくしゃみが出るわけです。

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皆さんはこの花粉症どう対処されていますか?普通は薬局で市販薬を買って飲まれていると思います。因みに市販薬は抗ヒスタミン薬と呼ばれる薬です(ヒスタミンの働きまで説明すると長くなるので割愛)。しかし、花粉症対策に良い漢方があるという興味深い記事を見つけまして、少し引用させていただくと・・・

■速効で治したい!という人→比較的早く効く速効漢方薬

・くしゃみ・水っぽい鼻水がどんどん出る。冷えがあり、顔色もさえない。

「小青竜湯 しょうせいりゅうとう」

・鼻水がタラタラたれる、ずるずる出てくる。冷え症で、寒がり。

「麻黄附子細辛湯 まおうぶしさいしんとう」

・鼻がつまって、蓄のう症のようになり、膿みがたまってしまう。

「排膿散及湯 はいのうさんきゅうとう」

■体質改善をし、花粉症にならない身体作りをしたい人→じっくり根本的漢方

『当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)』

 

(記事を一部割愛中略しています)

 
 

花粉症対策に色々な漢方があるのですね。しかしこう思った方もいるのではないでしょうか?

「同じ花粉症なのになぜ症状によって違う漢方を使うの?」

それは西洋医学東洋医学の考えの違いによるものです。

西洋医学では症状を引き起こす原因自体(疾患名)を重視するのに対し、東洋医学では症状などから患者の体調を陰陽・虚実・寒熱・表裏で分類します(この考え方を八綱弁証と言います)。

市販薬が思うほど効かず花粉症に苦しめられている方は、ぜひ漢方を試されては?

引用 

花粉症対策は、すぐに飲みたい「速効漢方」と、なりにくい身体をつくる「本治漢方」で(OurAge) - Yahoo!ニュース